担当者プロフィール

カネコ

【味の素KK健康基盤食品の広報担当。入社15年目。趣味は、旅行やショッピング】



タカハシ先生

【東京大学名誉教授、当社の顧問でもある。ヒトのカラダの仕組みを分かり易く解説していただく。著書に「ヒトはおかしな肉食動物」(講談社)がある】

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いきいきブログについて

いきいきブログは、味の素KK健康基盤食品とお客様とをつなぐ情報広場です。商品についての説明やインターネットショッピングの疑問に答えたり、最新情報をお届けします。

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味の素KK健康基盤食品お客様係 0120-324-324

第3日

高血圧と低血圧


高橋顧問似顔絵.jpg

タカハシ
ドクッ・ドクッ消えた時の、カフにかかっていた圧が
最低血圧を表す。
それは何故なぜでしょう?でしたね。

カネコ
外から血管にかける圧力が、
最低血圧、あるいはそれ以下になれば、
血管は自由に拡がって、
それで脈拍が感じられなくなるんじゃありませんか?

タカハシ
いいですね、いいですね!
実は、「ドクッ・ドクッ」は、発見者の名前をとって、
「コトロフ音」という立派な名前が付いています。
圧力をかけられた部分の動脈内では、
血管が狭められ、血流が乱れて、乱流が起こり、
それが聴診器で聴けるんですよ。
だから、カフの圧力を徐々に下げて行って、
ちょうど音が聞こえなくなった圧力が、

「最低血圧」つまり「下の血圧」になるわけです。

カネコ

こんな話になっちゃったのは(笑)、
中膜肥厚で「下の血圧が上がる」が、
事の始まりですよね?

タカハシ

そう言えば、そうですね(笑)。
「内膜肥厚では上の血圧が上がって、
下はあまり上がらない」と言ったことと、
一緒に考えて行きましょう。

カネコ
上の血圧、下の血圧って言いますが、
それが何で動くのかが分かるんですか?

タカハシ
中膜肥厚は筋層が厚くなって、
細い動脈の内腔が狭くなりますから、
血管系全体の容積は減りますね。
容積が減れば、その分血管を押し広げないと
同じ量の血液は収容出来ないわけですから・・・・・、

カネコ
圧力が増し、それが「最低血圧が上がる」ということですね!

タカハシ
いや〜、その通りですよ!

その調子で、残った内膜肥厚の方ですが
これが普通の動脈硬化で、
アテローム性動脈硬化といいます。
心臓に近い太い動脈の内膜が不規則に肥厚します。

カネコ
何故肥厚するのですか?

タカハシ

その説明をしだすと果てしが無いので、
例えば、余分なコレステロールを取り込んだ
免疫細胞の一種が、内膜に住み着いて・・・・、
そんな感じで勘弁してくれますか?(笑)

カネコ
とりあえず、我慢します(笑)。
内膜肥厚は上の血圧を上げる。そうでしたね?

タカハシ
ちなみに、インターネットで、
「アテローム性動脈硬化」を検索すると、
いろいろな視点からの解説が満載ですよ。

さて、心臓に近い動脈の一部がせばまって、
血液が通りにくい部分ができる。
通りにくい部分が、一箇所でもできれば、
そこを越えて、決まった量の血液を全身に
送るためには、最高血圧を上げる必要が
ありますね。

カネコ

仮に最高血圧が上がらなければどうなります?

タカハシ
スバラシイ疑問ですね!(笑)
確かに、血液は身体を巡り続けますが、
その部分で流れが妨げられ、全体として
血流が遅くなります。
いわば、「血の巡り」が悪くなるはずです。
でも身体は、むしろ血圧を上げて血の巡りを
保とうとするのです。

カネコ
血の巡りの悪くなるのを我慢するか、
多少のリスクがあっても血圧を上げるかのチョイスなのですね。

タカハシ
実は、血の巡りが悪くなると、身体の色々な部分から、
「酸素が足りない」という情報を脳に伝える仕組みが
あります。

ところが、
「脳の血管の一部が弱っていて、血圧を上げると破れるよ」
そんな情報を伝える的確な手段は無いんですよ。

カネコ
なるほどぉ〜!
情報伝達手段がないために「血の巡り」が優先されて、
血圧はそのために上がって行ってしまうんですね。

タカハシ
あらゆる身体の働きにはエネルギーが必要です。
私たちがエネルギーを得る唯一の方法は、
食物から摂った有機物を酸素で酸化することです
から、酸素を全身に届けることは、最優先課題なんです。

カネコ
酸素を届けるために血圧を上げる。
だから、どんな人も年齢と共に血圧が上がっていくんですね。

タカハシ
そうですね。
逆に言えば、中膜肥厚も、内膜肥厚も全く起こらず、
つまり、動脈硬化が全くなく、
さらに、血液を必要としている部位が、太って増え
たりしなければ、血圧は上がらずに済むというのが理屈です。

カネコ
内膜肥厚を防ぐためには、
食べ物に気を付ける必要があるんでしょう?

タカハシ
食物中のコレステロールなど、色々語られていますね。
今回は、「病気の予防」という観点より、
「そもそも血圧って何?」、そんな話をしたかったので、
もし、興味があれば別の機会にやりましょう。

カネコ
分かりましたが、一つだけ(笑)
「血圧を下げる」ってしますね?
「血の巡り」が悪くなったらタイヘンじゃないんですか?

タカハシ
いいところに気が付きましたね!
血圧を下げるのは、最初の方でも言いましたが、
脳出血などを防ぐための大変効果的な治療法ですね。

心臓の収縮する力を弱めて血圧を下げれば、
心配するような懸念がありますが、
普通は、「血液の量を減らす」ことで、
血圧を下げることが行われています。

これまでの話で、
「血液量が減れば血圧が下がる」は判ってくれますよね(笑)

カネコ
かろうじて(笑)

タカハシ
付け加えますが、
医学的には、同じ「高血圧」にも色々な原因が
あり、それに応じて適切に薬は使い分けられているんですよ。

カネコ
なるほどぉ〜
ところで、「血液の量を減らす」?
そんなことが簡単に出来るんですか?

タカハシ

カネコサンが始めた「一つだけ」が、尾を引きますねぇ〜(笑)

血液中の塩分を減らすと、
「塩分が引き寄せていた水」が減り、
それで血液の量が減らせるんですよ。
腎臓の働きで、そのようなことが起こせる薬が
使われています。
食塩の摂取量を減らすように言われているのも、
同じ理屈です。

カネコ
なるほど・・・とは言いましたが、ブログにアップした
時点で、もう一度読み返してみま〜す(笑)。

最後にお約束の低血圧を(笑)。

タカハシ
そうでしたね。
一般に最高血圧が100mmHg以下の人を
言いますね。

低血圧であること自体も気になるでしょうし、
朝起きるのがとてもつらいなどの現実の問題も
あるでしょう。

特別な原因が有って低血圧症が起きている場合は、
その原因を取り除く治療を、当然ですが受けるべき
です。

カネコ
特別な原因が無い低血圧症があるんですか?

タカハシ
中膜肥厚による「本態性高血圧」と同じように、
「本態性低血圧」といって、
特に原因が明らかでないものの方がずっと多いと思います。

カネコ

その本態性低血圧ですが、
低血圧になるのは、それなりに良いことがあるからでしょう?
それは何なんですか?

タカハシ
私の語り口がうつっちゃいましたね(笑)

一言で言えば、血圧が低くても、
全身に必要な血液が十分巡っているのであれば、
心臓への負担は少ないし、脳出血などのリスクは
減るし、最高の状態ですね。
実際、遺伝性が強く、しかも長寿が多いと言われています。

カネコ
それじゃ、人類は皆そうなればいいじゃないですか!

タカハシ
痛いところを突かれましたね()
ここで止めるわけにはいかなくなりましたよ(笑)。

カネコ
今回は3日で終わりですよ(笑)

タカハシ
カネコさんの「人類全体が低血圧でない」との指摘は、
とても重要で、感心しました!

人は、若いときに人一倍元気活発に過ごせれば、
次世代を残せる可能性が増えますね、
たとえ年取った時に、脳出血で死んでしまったとしても。
血圧がある程度高く、脳にも、筋肉にも、
十分に血液が巡り、十分な酸素が供給されている状態です。

他方、低血圧だからといって一概に不活発というより、
「多少血圧が低くても、上手に血液の分配をやり繰りして」と。
本態性低血圧とは、そんな状態だと思いますが、
それはそれなりの一つの生き様でもありますから、
一つの遺伝的背景を持ったポピュレーションとして、
存在し続けていてもおかしくはないですね。

カネコ
脳血管疾患、心臓疾患のリスクが上がっても
血圧を高くするのと、
血圧を低く保ち、そのようなリスクを低減させるのが、
ちょうどトレードオフの関係にあるんですね!

タカハシ
少なくとも、私はそんな風に考えて納得しています。

カネコ
血圧と言っても、予想に反して(笑)、
病気とか治療の話から大分外れましたが、
今回も普段余り聞かないお話が伺えて、面白かったです。
有難うございました。

次回は、いきいきブログです。皆様、お楽しみに!


第2日目
動脈硬化

高橋顧問似顔絵.jpg

カネコ
まずは、動脈硬化からです(笑)

タカハシ
動脈硬化というのは動脈の壁が厚く、硬くなる状態ですが、
そのため、血管の内腔は狭くなって、
血流に対する抵抗が大きくなります。
抵抗が大きくなったにもかかわらず、同じ血流量を維持し
ようとすれば、圧力、つまり血圧を上げるしかありませんね。

カネコ
随分簡単に結論が出てしまいましたが・・・・(笑)

タカハシ
これまで何をクダクダと説明しているのか?
そう言いたいんですね(笑)
「血管系」に、ある程度イメージを持ってもらわないと・・・・。

カネコ
「血管系」あっての「動脈硬化」ですか。

タカハシ
動脈の壁は内膜、中膜、外膜の三つの層からできています。
内膜は毛細血管にもある内皮細胞から成る一層の膜で、
中膜は昨日の話に出てきた平滑筋、つまり筋肉の層、
外膜は結合織細胞から成る支持組織です。
で、動脈硬化というのは、中膜の筋肉が厚くなる中膜
肥厚と内膜の内側にコレステロールなどがくっついて
厚くなる内膜肥厚があります。

カネコ
「中膜肥厚」と「内膜肥厚」ですか!
この面倒な名前、先が思いやられますね(笑)

タカハシ
実際の病態では、単純にドチラカということではないの
ですが、ここは、「病気」というより、「身体のハタラキ」の
お話ですから、単純化して話しを進めますよ。

中膜肥厚による高血圧は、「本態性高血圧」と言って、
本当の原因は分からないことになっています。

カネコ
「本態性」って、立派な名前が付いていますが・・・・。

タカハシ
原因が判らなくとも、<ナッチャウンだから仕方ない>、
「本態性」はそんな意味ですよ。

それで、この中膜肥厚は比較的細い動脈に起きます。
また、最低血圧が上がってくるという特徴があります。
最低血圧、最高血圧は、後で少し説明します。

カネコ
では、内膜肥厚は?

タカハシ
普通はこっちが動脈硬化といわれるもので、
粥(じゅく)状硬化ともいわれます。
粥(じゅく)は“おかゆ”のことで、
ウェブで「かゆ状硬化」と検索すれば、
イヤッというほど説明が出来るので。是非読んで
下さい。

粥状硬化はどちらかといえば太い動脈に起こり、
最大血圧は上がってきますが、最小血圧は上がって
きません。

カネコ
いよいよ大変なことになってきました・・・・(笑)。

タカハシ
色んな言葉が出てきてスミマセン(笑)。
でも、憶えてもらうために言っているのではなく、
これからの説明に必要なので・・・・・。

カネコ
分かります、分かります。
先生の何時もの語り口ですから(笑)

タカハシ
では、気を取り直して(笑)

それぞれの部位に分布している「毛細血管床」に、
必要に応じて血液を送り届けること、
体にとってはこれが一番大切なことですね。
そのためには、むしろ軟らかいゴムチューブのような
血管より、伸び縮みしない硬いチューブで届けた方が
効率が良いじゃないですか。

カネコ
心臓から毛細血管までの直線道路ですね。

タカハシ
うまいこと言いますね(笑)。
心臓に負担を掛けないで、つまり血圧を上げないで、
毛細血管まで着実に血液を届けるためには、
硬いチューブ、つまり中膜が肥厚することは、
一つの適応と考えられますね。

カネコ
内腔が狭くなってしまうのは困るじゃないですか。

タカハシ
それはそうなのですが、動脈にある平滑筋という
のは、自律神経の働きなどで、伸び縮みが可能
ですから、本当に血液を供給したい毛細血管床に
対しては、そこに血液を供給している(細)動脈を
緩めて、格別に血液を送ることも出来るんですよ。
これは、内膜肥厚、つまり粥状硬化と全く異なる
ところで、粥状硬化の場合は、そんな器用なことは
できません。

カネコ
先生のおっしゃりたいことは、
中膜肥厚は心臓の負担を減らす一種の「適応」だと?

タカハシ
そんな大胆なことを言っている人は知りませんが、
もしかすればそうかも知れませんね。
「最低血圧が上がる」というところで、
別の角度からもう一度説明しますが・・・・。

身体が成長する、あるいは太るということは、
身体の血液を必要とする部分が増えることですから、
血圧を上げないで、つまり心臓の負担を増やさないで、
必要な場所に血液を送り届けるには、
「中膜肥厚」も悪いことじゃないような気がしません?

カネコ
確かに・・・・・。
で、何故最低血圧が上がるんですか?

タカハシ

では先ず、最低、最高血圧を説明しましょう。

養分や酸素を身体中に配り終えた血液は、
静脈を通って心臓の右心房に還っています。

右心房から右心室へ移動した血液は肺へ送られ、

そこで酸素を受け取って(二酸化炭素を捨てて)、
左心房へ戻り、左心室から全身に送り出されます。

カネコ

心室が収縮する力で血液が循環するのですね。

タカハシ
そうです。
だから、左心室が収縮したとき、
動脈には最大の圧力がかかり、それを最大血圧、
あるいは収縮期血圧といいます。

カネコ
「上の血圧」ですね。

タカハシ
血液を送り出した後は、酸素を沢山含んだ肺からの
血液、あるいは、全身の細胞を養った後の血液を
心臓に受入れるために、
左心室、右心室は拡張して、
それぞれを左心房と右心房へと受入れます。

カネコ
左心室が拡張した時の血圧が「拡張期血圧」、
つまり、「最低血圧」、あるいは「下の血圧」ですね?

タカハシ

急いでいますね(笑)。
それはそうなんですが、左心室が拡張したときは、
左心室の血圧はマイナスかゼロになるはずですね?

カネコ
でも、「下の血圧ゼロ」というのは聞いたことないですね。

タカハシ
そう、血圧を実際は何処で計っているのかに関係しますが、
血圧は左心室の中ではなく、動脈の何処かで、
実用的には上腕の動脈を使って測っていますよね。

カネコ
動脈はドクッ・ドクッと脈をうっていますね。

タカハシ
上腕の動脈を「カフ」で圧迫して、
そのドクッ・ドクッを止めるに必要な圧力が、
最高血圧ですね、実際は少し多めに圧をかけ、
どこまで圧力が下がれば
ドクッ・ドクッが戻ってくるかで測りますが。

その後、さらに血圧を下げていくと、
戻って来ていたドクッ・ドクッがまた消えます。
その時の血圧が最低、つまり拡張期血圧なんですが。
ドクッ・ドクッは何故なぜ消えるのでしょう?

カネコ
一晩考えて来ます(笑)

健康対談

第7回 血圧の話

高橋顧問似顔絵.jpg

1日目
「閉鎖血管系」??

カネコ
高橋先生、お久しぶりです。
GWはいかがお過ごしでしたか?
さて、これまで色々なお話をお聞きし、
楽しんで(!)きましたが(笑)、
今回は血圧についてお話を伺いたいのですが。

タカハシ
血圧ですか?
厄介な話にならないように気を付けなければなりませんが、
高血圧とか、低血圧とか?・・・・、
何かきっかけがあったのですか?

カネコ
血圧は健康問題として皆さん大変気にされますし、
特に女性では低血圧に悩む方も少なくありません。
でも、改めて「血圧」って何だろう?と考えると、
意外に分かったようで、分からない・・・・・。

タカハシ
高くても、低くても、確かに大きな健康問題ですね。
一昔前は、日本人の最大の死因は「脳溢血」で、
多くの人が脳の血管が破れ出血することで亡くなっていました。
現在は脳内の出血と、脳周囲の出血、
たとえば、くも膜下出血などと呼び分けますから、
脳溢血、つまり脳内出血と診断される割合は減りましたが、
「脳血管疾患」というようにまとめれば、
ガン、心臓疾患に次いで死因の第3位ですね。

カネコ
2位、3位を占める心疾患、脳血管疾患は、
いずれも血圧とか、動脈硬化とかが関係しますね?
ところで、動脈硬化によって血圧が上がるのですか?

タカハシ
ウーン・・・・、本質を衝く質問ですね!(笑)

カネコ

エッ、そうですか?(笑)

タカハシ
つまり、その質問は、「動脈硬化とは何か?」とか、
「血圧は、何処で、何を測っているのか?」
などを説明せざるを得なくなるからです。

カネコ
いきなり大変な質問をしてしまったようで(笑)・・・・。
でも、「低血圧」にも触れてもらわなくてはなりませんよ(笑)
それに、言い遅れましたが、今回は3日位で切り上げて・・・・。

タカハシ
ヤレヤレ、これは大変だ(笑)。
では、動脈硬化から始めますか。
カネコさん、「動脈」と「静脈」と「心臓」で、
短い文章を作って下さい。

カネコ
シ・ケ・ンですか?(笑)
「心臓から出た血液は、動脈を通って全身に分布し、
やがて、静脈を通って心臓へ戻ります。」

タカハシ
結構ですね。
では、動脈と静脈の間はどうなっているのでしょう?

カネコ
「毛細血管」ですか?

タカハシ
そうですね。
私たちというか、脊椎動物は「閉鎖血管系」を持ちますから、
動脈と静脈は毛細血管でつながっています。

カネコ
「閉鎖血管系」??

タカハシ
昆虫や軟体動物は「開放血管系」を持ち、
動脈から流れ出た血液は、直接細胞に達して、
その後静脈へ戻ります。
細胞は血液に浸されたような状態になり、
血液から必要な養分などを取り込み、
老廃物などを外に出しています。

カネコ
では、私たちの閉鎖血管系では、
血液がただグルグル廻っているだけなのですか?

タカハシ

いい指摘です!

もちろん「血液」は血管内に閉じ込められていますが、
血漿やリンパ球などは毛細血管壁から外に出て、
周囲の細胞や、細胞と細胞の間をうめる組織液として、
血液と細胞との間の物質の運搬などを担っています。

カネコ
元はと言えば、血漿、リンパ球、組織液などは、
血液に含まれていた成分ですね?

タカハシ
したがって、【血液が全身の細胞の働きを支えている】
という最終的な働きを考えれば、
閉鎖血管系も開放血管系とはそんなに違いません。
血管系は、個々の細胞の働きを支える
「ライフライン」とも言える不可欠なシステムです。

カネコ
では何故「閉鎖血管系」にしちゃったんですか?

タカハシ

ますます核心に触れて来ましたね!()
先ほど、「養分などを届ける」と言いましたが、
「など」の中で、酸素を届けるという重大な働きがあります。
「肺」の呼吸で得られた酸素を、全身の細胞に届ける・・・・。

カネコ
「酸素を届けて、二酸化炭素を回収する」のは、
「出」と「入り」が混じってしまう開放血管系は、
言われてみれば、苦手そうですね。

タカハシ
たとえば、昆虫の呼吸は、「気管」という、
私たちとは全く違うシステムで営まれていて、

そのへんの不都合が、かなり解消されているのですが・・・。

ヤー、次々にいい疑問が出てきますネェー(笑)
でも、一々答えていると最後まで行き着きそうもありません。

カネコ
そうです、そうです(笑)。
話を先に進めましょう。

タカハシ
サカナのエラとか、私たちの肺というように、
酸素を得る特別にまとまった装置ができたのが、
閉鎖血管系が進化した理由なのでしょう。

そう、このあたりで話をチョットまとめましょう。
血管系の本質は、毛細血管を使って、
全身の細胞に、養分や酸素を円満に届けることですね。
養分は腸から吸収したもの、肝臓で作られたものなどが主体、
酸素は、言うまでもなく肺で取り込んだものですね。

カネコ
大分ペースが上がりました(笑)。
毛細血管の大切さは分かりましたが、
もう少し、毛細血管の説明が聞けますか?

タカハシ
毛細血管の壁はとても薄く、
一層の「内皮細胞」のみで作られています。
直径は約10ミクロンしかありません。
赤血球が“オシクラ饅頭”状態でようやく通れる太さです。
毛髪は50150ミクロンですから、如何に細いのか・・・・。

カネコ
ビックリというか・・・・、
でも分かりましたよ、毛細血管にこだわっておられる理由が。
その細い、細い毛細血管を使って
全身の必要な場所近くに血液を送り届けるためには、
ある程度の血圧が必要であるとおっしゃりたいのですね。

タカハシ
多少粘り気がある液体の血液が、
最終的に細い管を通るためには、
圧力、つまり血圧が必要ですよね。

ここでもう一つ言っておきたいことがあるのですが。

カネコ
ドーゾ ご遠慮なく(笑)

タカハシ
毛細血管の中を流れる血液の量
つまり毛細血管の「血流量」を最終的に決めているのは、
動脈がだんだん枝分かれして、毛細血管につながる直前、
「細動脈」とよばれる部分なのです。
そこには、自律神経が分布しており、
平滑筋という筋肉で拡げたり、狭めたりできるんです。

体の部分、部分に分布している一群の毛細血管を
「毛細血管床(しょう)」と呼ぶのですが、
閉鎖血管系のミソは、自律神経の働きで、
個々の毛細血管床の血流量をコントロールできることなんですよ。

カネコ
たしか、「冷え」のお話で出てきましたが、
熱を放散する能力の高い、手、足の指の血流が、
特別に下がってしまうのが「冷え」でしたね?

タカハシ
とても分かりやすい例で、よく憶えていてくれました!
手や足に分布している「毛細血管床」の血流が、
自律神経のはたらきで、特に少なくなっている状態ですね。

気をよくしたところで、後は明日にしましょうか?(笑)

カネコ
大賛成です!(笑)。
「動脈硬化と血圧」の関係がまだですよ、忘れないで下さい(笑)


こんにちは。健康基盤食品のカネコです。
もうすぐゴールデンウィークですね。

今回は、開業1周年をむかえた九州新幹線に乗って、カツオ漁港で有名な枕崎のある鹿児島旅行に行ってきましたので、ご紹介させていただきます。

まずは博多駅から九州新幹線に乗り、ビューンと鹿児島中央駅へ。

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九州新幹線のお顔ってちょっと面長で素敵ですね。車内も和装飾でとっても快適です。

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鹿児島中央駅に到着後、島津家ゆかりの別邸「仙厳園」に行きました。お天気も良く、こちらのお庭から見る桜島は圧巻でした。

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夕食に鹿児島最大の繁華街「天文
館」に行くと、名前の通りアーケードの天井がキラキラとしていてプラネタリウムのようです。カツオ料理が食べられるお店も、もちろんありました。この通りでは、「白熊」かき氷で有名な「天文館むじゃき」に行きました。

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「白熊」かき氷を考案されたお店とのことで、店頭の白熊さんをはじめ、お店は大人気。
中に入って注文すると、こんなに可愛いかき氷が運ばれてきました。
色とりどりのフルーツでデコレーションされていて、お味もミルクがたっぷりとかかっていて美味!テイクアウトもあるので、旅行先でも便利ですね。

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翌日は、人気列車の「指宿のたまて箱」(通称:いぶたま)に乗りました。

この列車は指宿の竜宮伝説をもとに、浦島太郎が竜宮城から帰って「たまて箱」を開けると白髪のおじいさんになってしまった様子を白と黒のツートンカラーでデザインされたそうです。ホームには旅行を楽しむカメラマンでいっぱいでした。

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車内のデザインも凝っている「いぶたま」

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到着後、開門岳の見える長崎鼻へ行きました。途中に竜宮神社があり、浦島太郎とカメさんも。

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開門岳は左右対称で、富士山にも似てますね。

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最後は、日本最南端の駅で知られる「西大山駅」です。
この駅には菜の花をモチーフにした「幸せの黄色いポスト」がありました。
こちらのポストは、今も普通のポストと同じように郵便物を出せるそうです。

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今回の「九州新幹線」と「いぶたま」の旅ブログはいかがでしたか?
皆様も鹿児島を訪れる際は、「幸せの黄色いポスト」に絵ハガキなどを持参されてはいかがでしょうか?
次回もお楽しみに


2012年の夏は、ロンドンオリンピックが開催されますね。
この大会への出場切符を手にした選手が続々と決まってきて、だんだんと盛り上がってきましたね。
そこで、アスリートが日々トレーニングをしている、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が運用している、味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン)の見学に行ってきました。味の素トレセンは、JOC及びJOC加盟協議団体に所属する選手・スタッフ専用の施設なんですよ。


場所は東京都北区西が丘。
味の素トレセンは、国内最先端のトレーニング施設として、国際舞台の頂点を目指す日本代表選手を含むトップアスリートのトレーニングをサポートする施設なんですって!

どんな施設か、簡単にご説明させていただきますと・・・。
最先端の設備がそろう屋内トレーニングセンターや、充実したテニスコート・陸上競技施設があるそうです。
また、栄養・休息面から競技力向上をサポートするアスリートヴィレッジが併設され、隣接する最先端のスポーツ情報・医・科学を提供する国立スポーツ科学センターとの連携もとっているとのことです。すごいですね〜!!

まず最初は、屋内トレーニングセンターの柔道の練習場からご紹介いたします。
こちらは、なっなんと、畳1004.5畳の世界一広い道場なんだそうですよ。
スプリングの少し効いたタタミで、歩くとなんとも不思議な感じがしました。

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お次は、ハンドボールの練習場。
コートが2面ありますが、それぞれ違う素材で床が張られていて、これも世界の大会に合わせて練習ができるようになっているそうです。フムフム。

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そして、ボクシングの練習場。
イメージしていた汗の臭いはなく、とても爽やかな練習場でした。
リングが目の前にあるというのも、とても貴重な機会。なんだか闘争心がわいてくる感じがしました。

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そして、こちらはレスリングの練習場です。

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このようにすごいトレーニング施設にあわせて、味の素トレセン内には、アスリートの食事を支える「SAKURA Dining(サクラダイニング)」という選手専用食堂もあります。
ここでは、当社とJOCが共同で行っている選手強化支援「ビクトリープロジェクト」の一環として食事栄養をサポートするプログラム「勝ち飯」が展開されています。

トレーニングだけでなく、栄養面からも、味の素トレセンはしっかりと選手たちをサポートしているんですね。今回の見学を通じて、7月から開催されるロンドンオリンピックがますます待ち遠しくなってきました!

味の素KKのホームページにも、この施設の情報を含めた、日本代表選手団の支援活動を詳しく紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
http://www.ajinomoto.co.jp/nippon/trainingcenter/


今回の「いきいきブログ」はいかがでしたか?
この見学を通じて、あと100日を切ったロンドンオリンピックがますます待ち遠しくなってきました!皆様、ぜひロンドンオリンピック日本代表選手団へのアツい応援を、宜しく御願い致します。次回もお楽しみに。