いきいきブログについて
「いきいきブログ」は、味の素ダイレクト(株)に携わるスタッフが、リレー形式で日常を綴るブログです。
日々の出来事を、写真と共にのんびりとお届けする「いきいきブログ」をぜひ、お楽しみください!

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アラヤ

味の素(株)通信販売の販売管理を担当。
4世代8人の大家族で賑やかな毎日を送っている。甘いもの好きで、甘味処を見つけるとつい立寄ってしまう。

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担当者の日常

4月からの新生活スタートにあたり、縁起物を贈ったり贈られたりされた方も多いのではないでしょうか。日本には、だるま、熊手、破魔矢、招き猫、七福神・・・など、様々な縁起物があります。今回は、カミオの故郷の縁起物についてご紹介します。
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こんにちは、カミオです。
今回は、私の故郷である会津若松を、少しご紹介させていただきます。
会津若松は、福島県の日本海側に位置し、磐梯山や猪苗代湖など、いくつか有名な観光地もございます。白虎隊など明治維新の時代の歴史上の舞台として取り上げられることも多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

会津若松では有名な伝統工芸品がいくつかあります。
漆樹の樹液を使った漆器、その漆樹の実から採取される蝋を使った絵ろうそく、張り子で作られた赤べこなどがありますが、中でも私のお気に入りは「起き上がり小法師」。会津若松を離れた今の家にも置いています。

▼自宅の「起き上がり小法師」
自宅の起き上がり小法師この顔、癒されませんか?
最近ではお土産用にキーホルダーになったり、腹帯の色や大きさも様々あるようですが、本来の「起き上がり小法師」は、赤べこと同じく張り子で出来ていて大きさは3cmほどと小さく、張り子の中が空洞になっている赤べことは違って、底の部分におもりがあり、倒しても倒しても起き上がる構造になっているのが特徴です。何度倒しても起き上がることから、七転び八起き精神の意味に紐づけ、「困難に直面してもすぐに起き上がれますように・・・」という願いが込められた縁起物です。

地元では、この「起き上がり小法師」は、1月10日に行われる「十日市(トオカイチ)」という初市で、毎年買い換えています。「十日市」は400年以上も前から続く、地元では伝統的なイベントで、この「起き上がり小法師」や風車などの縁起物のお店を含め、綿あめやたこ焼きなどの出店が約400も並びます。私も学生時代には、必ず毎年、家の前の通りに並ぶ出店をまわり、家族の人数分より一つ多めに「起き上がり小法師」を購入していました。家族の人数より一つ多く買うのは、「家族や財産が増えますように・・・」という願掛けと、無病息災、家内安全のための身代わり的な意味合いからのようです。

その買い方は、台の上に山積みになっているたくさんの「起き上がり小法師」をガバッとわしづかみにして、サイコロを振るように、それらを転がします。その中から勢いよく立ち上がったものが合格!起き上がらなかったものは、落選です。「起き上がり小法師」は一つ一つ手書きなので、顔が違います。合格したものの中から、好みの顔を選ぶのです。

▼十日市で「起き上がり小法師」を売っている出店
十日市で起き上がり小法師を売っている様子ちなみに、最近では上述したような意味合いだけでなく、七転び八起の精神からか、復縁などの縁結び、必勝合格祈願、復興祈願などとも言われるようになり、お土産もの屋さんにもたくさん並んでいます。

私の実家の隣にも、起き上がり小法師の工房があります。
実家に帰るたびに、この大きな「起き上がり小法師」が、出迎えてくれます。まだ転がしてみたことはありませんが(笑)、この目を細めた満面の笑みを見ると、帰ってきたな・・・と感じてしまいます。

▼帰省した時に出迎えてくれる特大の「起き上がり小法師」
工房前にある特大起き上がり小法師
世界的に、不安な気持ちや心配ごとが多い毎日ですが、今は自分や大切な人たちを思い、この起き上がりこぼしのような笑顔を忘れずに過ごしていきたいです。