いきいきブログについて
「いきいきブログ」は、味の素(株)通信販売に携わるスタッフが、リレー形式で日常を綴るブログです。
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アラヤ

味の素(株)通信販売の販売管理を担当。
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味の素株式会社
担当者の日常
2018年1月23日

雪山の旅

年が明けて早3週間、のんびりと過ごしたお正月が遠い昔のことのように慌ただしく毎日が過ぎていきます。一年の中でも最も寒さの厳しいこの時季は、つい室内にこもりがちですが、そんな中「雪山登山」に挑戦したスタッフが今回のブログを担当します。是非最後までお読みくださいね。


皆様はじめまして。ジーノの商品開発を担当しているワカサです。
30歳を過ぎてから体力をつけるために登山を始めました。夏山からスタートし、秋山、春山とシーズンを拡大して、ついに今年、本格的な雪山登山に挑戦することにしました。行先は八ヶ岳連峰の一角、硫黄岳です。
正月明けの1月上旬、一日目は山麓の山小屋に泊まり、二日目に山頂を目指すプランにしました。初日、近くの駐車場まで行けば送迎の車も来てもらえるのですが、足慣らしも兼ねて2時間半、山小屋まで歩きます。八ヶ岳は夏・冬を問わず登山のメッカなだけあり、山小屋の設備も充実しています。温泉も暖炉もあり、お菓子やごはんはもちろん、ビールもワインも売っています。山小屋から見える北アルプスを眺めながら、同行者とワインを楽しんでいると、同じ山小屋に泊まる人たちと心温まる交流が生まれます。
山小屋
翌朝、夜明け前の空は幸い晴れ模様です。山小屋の外の温度計は「マイナス17℃」。おぉ~予想はしていたけれど・・・ほぼ冷凍庫の中を歩いていくようなものです。稜線は風も強いしここよりずっと体感温度が低くなるはず・・もう想像もつきません。装備を整えていよいよ登山スタートです!
まずは気持ちの良い樹林帯が1時間程度続きます。雪が積もった木々に陽が照り、息をのむ美しさ。まさにディズニー映画の「アナと雪の女王」の景色そのものです。樹林帯は風もなく、歩くうちに体も温まって、レリゴ~♪と歌い出したくなるようなのどかさです。あれ?雪山ってそんな快適なの?と思われた方・・・本番はこの後でした。
晴天に恵まれた樹林帯
峠で一休憩した後、いよいよ稜線へ。冬の八ヶ岳といえば恐ろしいのは「風」だと、聞いてはいました。峠のヒュッテから山頂に向けて出発すると、風がビュゴーと吹き付けます。まだこれくらいなら耐えられる!と思って足を進めると、高度が上がるにつれ、風は恐ろしいほどに強くなります。どこまで強くなるの!?台風並みとは聞いていたけれど・・・よく考えれば、台風の中、生身で歩いたことなどそうありません。目の前を霧状の雲がすごい勢いで流れていきます。遠くの景色が見えたり消えたり。稜線の下、足元のさらに下から強風がビュゴー!と吹き上がり、足元の雪を巻き上げて、あごのあたりにバチバチバチっと激しく当たります。慣れないアイゼンを履いていることもあり、体のバランスを取るだけで精一杯な状況です。いつ転んでもおかしくない、こんな中で転んで足でもくじいて動けなくなったりしたら・・・と不安が頭をよぎります。そう、目の前の景色を見れば一目瞭然ですが、雪山というのは人間の世界ではないのです。
稜線を歩く
そうして何とか山頂に行きつきました。そこにはたどり着いた人しか見られない、本当に目も眩むほどに美しい景色がありました。幾重にも連なる山脈や真っ白に輝く北アルプス。遠くには日本海もうっすら見えます。しかし・・・雪山の宿命ですが、頂上にのんびりとなんかしていられません。なぜってそれは寒いから!「登る」という行為がこんなに熱を生み出してしたのかと思うほど、足を止めた瞬間からものすごい冷気が体を襲います。頂上にとどまれるのはせいぜい5分くらいだったでしょうか。撤収!下山するぞ!無事に山を下りて、往路で休憩した峠まで帰り着くと、驚くほど温かく感じました。樹林帯なんてホカホカの天国です。

こうして初めての雪山登山をなんとか無事に終えることができました。自然の威力を偉大さを、まさに全身で味わった旅でした。そして人間の体って結構すごいところまで行ける、ということも感じられた旅でした。思えば登山を始める前の私には30分も歩けば疲れてしまう程度の体力しかありませんでしたが、人間の体とは変われば変わるものですね。
今回の登山は時間にすればせいぜい4時間半ですが、冷凍庫の中で台風に合うような、過酷な環境でした。なんでこんな寒くて危ない場所にわざわざ行くの?と思う方もいるでしょうが、人の体も自然も含めて、きっと日常の生活では感じられない、この世界の素晴らしさを感じられる場所だからかもしれません。
雪山登山は想像以上の過酷さでしたが、また近いうちにチャレンジしたいと思います。