いきいきブログについて
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アラヤ

味の素(株)通信販売の販売管理を担当。
4世代8人の大家族で賑やかな毎日を送っている。甘いもの好きで、甘味処を見つけるとつい立寄ってしまう。

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味の素株式会社
健康対談

       健康対談

   第6回 不眠を考える

第5日
不眠の克服

カネコ

   熟眠感を得るには、最初の1、2回目の睡眠の質と
   レム睡眠が終わるころに目が覚めることが大切
   そんなお話でしたが、一体どうすればいいんですか?

タカハシ
   寝入りばなは最も睡眠圧が高い時ですから、
   その時に、眠るためのベストの環境が作れれば、
   質の良い睡眠が取れます。

カネコ
   寝室、寝具、音とか明るさなど、
   多くのことが語られていますね。

タカハシ
   大切な問題ですが、それは他に譲るとして、
   カラダの日周リズムのことを考えて見ましょう。

   人類史のほぼ全期間を通じて、
   今のような照明は全く無く、
   夜は活動できませんでしたから、
   人々が眠っていたのは、
   日が暮れてから夜が明ける前の暗期に相違ありません。

カネコ
   それはそうですね。
   私達は日が暮れても電気の照明の下、
   なかなか眠りに着きませんね。
   朝明るくなってもなかなか起きないしicon:face_self-conscious_smile

タカハシ
   体内時計という言葉を聞いたことがあると思いますが、
   この"時計"は、毎日の明暗を使って、
   「時刻合わせ」をしています。
   だから、暗くなるのを切っ掛けにして、
   例えば深部体温が下がり、それに伴って
   代謝活性が下がるようなことが起きます。

   このようなことが起きる時に合わせて眠りに入れば、
   ヒトが眠りに入る自然な状況が再現されますから、
   入眠もスムーズだし、睡眠サイクルの初期に、
   良質の睡眠を取れる可能性が高くなります。

カネコ
   前の「健康対談」の「体温の話」で、
   "サワリ"をうかがいましたが、
   深部体温を下げるためには、手足の血流を増やして、
   そこで血液を冷やすんですよね。

タカハシ
   深部体温が下がることは自体は意識できませんが、
   手足がポカポカと温かくなることで判ります。
   大人とは違って、眠ったり起きたりを繰り返す赤ちゃんも、
   眠る直前に手足が温かくなりますよね。

   だから、ヒトが本来眠りに入っていた
   暗期の始まりに起きるカラダの状態を
   もし何らかの方法で作リ出すことができれば、
   熟眠感を得る有力な手段になるはずです。

カネコ
   今回はそれ以上お伺いしませんが・・・・・。
   おっしゃっていることは理解できます。

   ところで、目覚めがレム睡眠の終わりにあることも、
   熟眠感を得る一つのポイントというお話でしたね。 
   レム睡眠って、自分で判るのですか?

タカハシ
   判るような、判らないようなicon:face_embarrassed・・・・・・。
   実はレム睡眠中には必ず夢を見ているんです。

カネコ
   私は最近では滅多に夢を見ませんが、
   レム睡眠が無いんですか?

タカハシ
   ネズミの実験ですが、
   レム睡眠が起きるたび毎にネズミを起こし続けると、
   どうなると思います?

カネコ
   可哀そうですね〜、どうなるんですか?

タカハシ
   死んでしまうんですよ。
   レム睡眠はそのように絶対に必要な睡眠ですから、
   カネコさんも間違いなくレム睡眠は取っています。 

   レム睡眠中に見た夢は、その直後に覚醒しない限り、
   憶えていられないことが判っています。
   だから、中途覚醒があると、
   中途覚醒の直前は普通レム睡眠にありますから、
   その時に見た夢を憶えていることがあります。

カネコ
   睡眠サイクルを繰り返すごとに夢を見ている!

タカハシ
   そうです。
   だから、睡眠サイクルを繰り返すごとに
   中途覚醒が起きていると、
   一晩中、ズーッと夢を見ていたような気がするんです。
   でも、レム睡眠がシッカリ取れている証拠ですから、
   決して悪いことではありませんが・・・。

カネコ
   私が夢を見なくなったのは?
   子どもの時は中途覚醒があって、今はない??
   変ですね??

タカハシ
   話が後回しになってスミマセンicon:face_shishishi
   カネコさんの話は、中途覚醒の有り無しじゃありません。

   朝方目覚める時間の前には、
   最後の睡眠サイクルが経過していますね。
   普通、目覚ましや、家族の生活音などで、
   最後の睡眠サイクルのノンレム睡眠の最中に、
   いわば無理に起こされてしまうことが多いのです。
   前のレム睡眠中の夢は忘れ、
   ノンレム睡眠中は夢を見ていませんから、
   だから、「夢を見なくなった」となるんです。

カネコ
   「夢を見なくなった」には、それ以上の意味もあって、
   チョットさびしいですね〜icon:face_embarrassed

タカハシ
   でも、初期の睡眠サイクルで良質の睡眠が取れ、
   結果として、「起きなければならない時刻」の少し前に、
   最後の睡眠サイクルが終了するような、
   そんな時間配分になっていれば、
   レム睡眠中、あるいはその終わりに、
   いわば自然に眼を覚ます可能性が高くなるでしょう。
   そうすれば、「夢を見るという夢」が実現しますよ!

カネコ
   なるほど〜。
   レム睡眠の後に目覚めるのは、
   試運転の後に、路上に出るようなものだから、
   ムーズに運転に入れる。

   一方、ノンレム睡眠の最中に目覚めるのは、
   整備中に路上に出るようなものだから、
   スッキリとは行きませんね。

タカハシ
   そんな感じ、そんな感じですicon:sparkling icon:sparkling

   此処まで色々言ってきましたが、
   人類は、何十万年もの間、昼間の活動で十分に汗を流し、
   夜暗くなったら、直ぐにグッスリと寝入って、
   朝方にかけて、だんだん浅い眠りに移行して、
   最後はレム睡眠を経過して、
   日の出とともにスッキリと目が覚める。
   こんな理想的な睡眠を取って来たに違いありません。

カネコ
   先生!私達、いまさら狩猟採取生活へ、
   戻るわけには行きませんから!icon:face_smile

タカハシ
   勿論そうですが、現代は、理想的な睡眠を取るのには、
   とても不都合な状況にあることに気付いてほしいんです。
   良い眠りを得るためには、相応の努力が要る。
   そんな時代じゃないでしょうか?

   一つの例として、「不安を抱えての早朝覚醒」。
   どうすればよいか、考えて見ましょうか。

   あくまでも一つの提案ですが、
   3時でも、4時でも、目が覚めた時、
   思い切って起き上がって、
   7時に起きた時と同じ生活を始めてみませんか。

カネコ
   1日の生活が3、4時間早く始まる!?
   新聞が来ているといいですね!icon:face_self-conscious_smile

タカハシ
   思い切って、朝食は抜いて、
   皆の朝ご飯があなたの昼ご飯、
   皆の昼ご飯があなたの夕ご飯、
   そして、できれば皆の夕ご飯を「お夜食」にして。

   そこまで頑張れば、あなたの「睡眠圧」、
   つまり、睡眠の要求性はグーンと高まって、
   床に就くと、直ぐに深い眠りに入って、朝までグッスリと。
   そんな成り行きも夢ではないんじゃないでしょうか。


カネコ
   「新しいリズムを作りなさい」とおっしゃっている?

タカハシ
   そうです、そうです。
   3時から7時までモンモンとして床の中に止まり、
   起きてもボーッとしていたら、
   「睡眠圧」はサッパリ上がらず、
   昼間には、とかく不安とか悩みの感情が出がちで、
   昼間の生活の"いきいき度合い"が落ちます。
   そうなれば、その晩の睡眠にも必ず問題が起きそうですね。

カネコ
   確かに、今回の先生のお話で心に残ったのは、
   「睡眠圧」です。
   眠ろう眠ろうと"努力"する前に、
   どうすれば、昼の活動の中で「睡眠圧」を上げられるか、
   それを自分なりの生活の中で実現させる。

タカハシ
   や〜、すごくいいまとめになっていますね。

   不眠のパターンとして、「中途覚醒」、「早朝覚醒」、
   「入眠困難」、「熟眠感の欠如」の4つを挙げました。
   実際には色々なケースがあるので、
   一概に言ってしまうのも如何かと思いますが、
   全てを通じての最大の原因は「睡眠圧」の不足でしょう。

カネコ
   震災の避難所で、厳しい生活を送っておられる方が、
   まだまだ沢山おられます。
   普段と全く変わってしまった環境の中で、
   不眠の悩みを持たれているのではないでしょうか。

タカハシ
   その通りだと思います。
   「良い昼間の活動が、良い夜の睡眠を生み、
   良い夜の睡眠が、良い昼間の活動を生む」
   今回の私どもの話の中から、こんなことを理解していただき、
   そのことが皆様の眠り、
   あるいは生活全般に役立つことができれば、
   こんな嬉しいことはありません。

カネコ
   同感です。
   今回は大変有難うございました。
   次回を楽しみにしていますicon:face_smileicon:body_stop